たった10分の手術で目が若返る!?最新の白内障手術とは

Cataract operation

人工レンズを目に埋め込むことで、メガネなしの生活に

目の衰えは誰しも避けられないものです。また、視力の低下はその人の生活習慣に大きく関わっており、パソコンを多く使用するデスクワークが増えたからなのか、現代は近視になる人が非常に多くなっています。更に老眼は程度は人によって異なるものの、年齢をともなうにつれて誰にでも発生してきます。また、60代、70代になってくると特に多くなってくるのが白内障で、水晶体が白くにごってしまって見えにくくなってしまいます。このような老眼や白内障は加齢によって悪化していくばかりなのですが、手術によってこれを改善する方法が提案されています。目の手術は時間がかかればかかるほど目に対する負担が大きくなってしまうのでよくないのですが、最新の手術を行なっている東京歯科大学水道橋病院 眼科教授 ビッセン宮島弘子先生による手術の場合、手術時間は10分ほどで終わらせることが可能となっているそうです。では、その最新の白内障手術方法とは一体どんなものなのでしょうか。

眼球の中に人工レンズを埋め込むことで、見ることが可能に

ビッセン宮島弘子先生による白内障手術の方法は、目の中の水晶体をすべて除去して、人工レンズへと置き換えてしまうというものです。白内障の場合、水晶体が衰えてにごってしまっていることで見えづらくなっているので、原因である水晶体が人工レンズに代わることで見えるようになるというわけです。また、この人工レンズには単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズの2種類があります。単焦点眼内レンズとは、一つの場所にだけ焦点があるレンズのことです。ですから、近くを見たい場合には近くを見る用のレンズで近くに焦点をあわせ、遠くを見たい場合には遠くを見るようのレンズで遠くを見る必要があります。近くか遠くかどちらか一方を見えるようにしかできませんから、近視や老眼の人のばあい単焦点レンズを入れても、メガネをかける必要が発生してしまいます。単焦点レンズの場合手術費には保険を適用することができ、手術代、レンズ代、診察代等トータルでおよそ10万円弱の費用がかかります。一方で多焦点眼内レンズは、近くと遠くどちらにも焦点があるというものです。これは正確に言うと一つのレンズではなく近くを見るためのレンズと遠くを見るためのレンズが重ねられてできており、見るときにこの2つのうちどちらかを脳が選んでみることによって近くも遠くもどちらもみることができます。ですから、多焦点眼内レンズなら白内障、老眼、近視の場合でも一気に解消できて、メガネを使うことなく生活することができます。ただし、便利な手術の分その費用は高く、保険もききませんので、レンズ代、手術代、診察代トータルで67万円弱ほどのお金がかかります。

具体的な手術内容 どうやって人工レンズに替える?

この最新の手術に興味があるという方のために、詳しい手術の内容もすこしご紹介したいと思います。まず、眼に局部麻酔を行い、痛みを抑えます。その後は、小さなメスを使って目の角膜に切り込みを手前と奥の2箇所にいれます。切込みを入れた後は眼の水晶体を超音波を使う機械によって砕きつつ吸引していきます。水晶体を除去した後には、人工レンズが折りたたんで入っている専用の特殊な器具を先ほど眼に入れた切込みから水晶体があったところに入れて広げていきます。この人工レンズを広げる作業が重要で、もし0.1mmでもずれてしまった場合にはひずみがでてしまって、視力がなくなってしまう可能性もあるのだそうです。しかし、手術がうまくいけば、手術後の痛み等はまったくなく、メガネなしの生活を送ることができるようになります。多額の費用がかかることや見えなくなる危険もあるというデメリットもありますが、メガネなしで生活できるようになるというメリットは大きいですね。

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