若者に急増中、スマホ老眼の対策と予防をする

スマホ老眼の原因・対策・予防について考える

20歳で大人に、そして26歳で老眼になりました。えっ、早すぎませんか。現実に今、こうした20代や30代で老眼の人が急増中です。正確には「スマホ老眼」といいます。名前のとおり、スマホを長時間使い目を酷使したせいで、かかる病気です。


老眼といえば、お年寄りが新聞を読むときに20センチ以上離して老眼鏡をかけて読んでいる姿を思いうかべます。早い人で40代から、平均的には45歳くらいから老眼になります。この老眼が20代、30代に急増しているとは、ついにここまで来たかという感じです。
スマホ老眼の原因はスマホの見すぎです。最近の調査で、女子高生は1日6時間以上スマホを見ているという報告もあります。朝、目が覚めたベッドの中から夜はベッドの中でスマホを見ている人もいます。そして夕方になると老眼と似た症状が現れます。


パソコンよりもスマホの方が老眼の症状が現れやすいようです。これは、パソコンよりもスマホの方が目とディスプレイの距離が近いからです。また、スマホはどこでも見ることができるため、暗い場所で見る機会が多いことも、パソコンよりも老眼になりやすいのです。
見るためには、目の水晶体と毛様体筋が使われます。水晶体はカメラのレンズに当たり、毛様体筋がピントの調節をする役割をしています。近くを見るときは毛様体が縮んで水晶体が厚ぼったくなり、近くにピントを合わせます。遠くを見るときは、毛様体筋が伸びて水晶体を引っ張り水晶体が薄くなり遠くにピントを合わせます。


ずっと近くを見た状態では、毛様体筋がずっと縮んで緊張した状態が続くことになります。これでは毛様体筋にはかなりの負荷がかかり、目が酷使されます。また、スマホのディスプレイから発せられる光も目に負担をかけています。明るいところでは瞳孔が小さくなり、暗いところでは瞳孔が大きくなるのを見たことがあると思います。虹彩筋が収縮して瞳孔の調節をしています。毛様体筋と同様に虹彩筋も同じ状態がずっと続くと、かなりの負担がかかります。
スマホ老眼の症状は老眼の症状とまったく同じです。遠くは良く見えるが近くが見えない・離した状態でピントが合う・目の焦点がなかなか合わない・眼精疲労・肩こり・頭痛などです。
このようにスマホ老眼は老眼の症状とまったく同じです。しかし、老眼のように水晶体そのものに変化が起きているわけではありません。以下にあげるスマホ老眼予防のためにできることをすれば、症状は改善されます。


スマホ老眼の予防は一言でいえば、スマホを二度と見ないことです。しかし、現代社会はスマホが不可欠、スマホを見るなと言っても無理ですね。では、できることから始めましょう。

  1.  時間を決めてスマホを使用し、だらだら長時間スマホを見ない
  2.  スマホと目の距離を離し、毛様体筋に負荷をかけないようにする
  3.  スマホの画面の照度を調整する、白い部分がライトのように見えたら明るすぎ、白い部分がグレーに見えたら暗すぎ
  4.  スマホのフォントサイズを自分の読みやすい大きさに設定する
  5.  スマホ使用中にときどき遠くを見て毛様体筋を伸ばす
  6.  目のエクササイズをする、近くのものと遠くのものを交互に見る、これにより毛様体筋が鍛えられる
  7.  まばたきをする、ドライアイになるのを予防

まとめ

20代、30代の若者が老眼と同じ症状の「スマホ老眼」になっています。これはスマホを長時間使用したことが原因です。スマホの使用をやめることは無理でしょうから、スマホ使用の時間を少なくする、スマホと目の距離を40センチ以上離す、スマホの照度の調整、スマホのフォントサイズを大きくする、目を休めるために遠くを見る、目のエクササイズをするなど、できることから実践しましょう。スマホ老眼は老眼ではありませんから、眼精疲労を改善すれば治ります。

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